高速バスの楽しみ方

　友人が人間関係で精神的に辛くなったと言っていたので、土日で励ましに行ってきました。出張で飛行機はよく使いますが、プライベートで使うとなると思った以上に高く、既婚者には辛い。

　そこで、一番安い高速バスです。

　とても安いし手軽なのですが、ずっと座り続けなくてはならず辛い時間となります。

　楽しむ方法は「音楽を聞きながら読書」です。

　高速バスって、とにかく長時間座り続けなくてはならず辛い移動手段になります。また、トイレが付いていない場合も有ると、トイレ休憩も1〜2時間毎にしか無いので気をつける必要もあります。

　高速バスで楽しく移動する為には、「①万全な状態で、②長時間熱中出来る」というのが条件になります。

　今年はバスでの出張も多かったので、「ずっとトイレを我慢して辛かった」とか「退屈だった」とかの経験をして上記①②を満足出来たので、備忘録として残します。

①万全な状態にする為には、「きちんとトイレに行く」、「食べすぎない」などがあります。

　「トイレに行く」ですが、大体バスのトイレ休憩は10〜15分程度です。少しでもトイレを我慢した後であれば、僕は2回行くことをおすすめします。

　完全に経験論ですが、1回行ってしばらくするとまた行きたくなることがあります。ですから、休憩はじめにトイレに行って、サービスエリアなどをぶらぶらした後、バスに戻る前にもう一回トイレに行っておく。これだけで、大分持つようになります。

　また、「食べすぎない」に関してですが、初めて行くサービスエリアなどでは変わったものが有ったりして買いすぎたり食べ過ぎたりしてしまいます。食べすぎると間違いなくトイレは近くなりますし、体調も悪くなります。最悪、バスの中で車酔いしてしまって備え付けのビニール袋のお世話になってしまうことも有るかもしれません。

　バスに乗っている時のお腹は、出来るだけ空っぽにしておくことをおすすめします。

　では、「大きな五平餅」なんか買ったらどうするか。勿体無いですが、数口食べて残してしまいましょう。楽しい旅行を不快なものにするくらいなら致し方ありません。また、匂いのキツイものも禁物です。バス全体に漂う料理の香りに酔いやすくなりますし、口の中からも臭ってきて辛くなります。

　僕の場合は、ブラックコーヒーとフリスクは絶対に買うようにしています。この2つがあれば多少匂いの強いものを食べてもスッキリ出来ます。

　また、口の中がネバネバしないのも良いところです。

　次に「②熱中できること」です。

　僕の場合は、新書を一冊買って四時間くらいかけてじっくりと読みます。新書だと読み終わりますし、楽しい時間となります。

　周りを見渡すと、スマホでゲームしたりタブレットで漫画を読んだりしている人も多いです。最近ではUSB給電が出来るバスも有るので、デバイスを持って行くのもありですね。ただ、使えるスペースが狭いのと飲み物を飲むことも考えると、タブレットだと使いづらいのかなとは思います。

　新書サイズだと片手で持てます。

　僕個人の話ですが、中々普段の生活では話しかけられたり、仕事が有ったりでまとまった時間を読書に使えません。高速バスなら長時間座りっぱなしで読み放題で、しかも誰にも邪魔されません。

　こういうして、高速バスを楽しんでいます。