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神様の処方箋

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 久々の投稿です。最後の更新から、有難いことに公私ともに忙しい日々を過ごさせていただいて、しばらく「帰って寝る」だけの日々でした。また、最近では育児も始まり、「育児について」の記事も書いていきたいなぁと思っているところです。

 さて、突然、神様の処方箋と書くと仰仰しいのですが、今年の上旬は仕事上のトラブルがとにかく多くて、何のために仕事に行っているのかトラブル対策に行っているのか分からなくなっているところでした。

 孤軍奮闘で気持ちから疲れ果てて、休みの度に神社でお参りをして境内でおやつを食べていました。しかし、神様は見ていらっしゃる。いろいろと改善したのです。

 本当にそうか?

 神様のお陰だろうか? という話です。

 結論を言えば、神様には二つ(+α)の効能がある。

 ① 神様に願うことにより目的が明確化され、問題解決力が上がる。

 ② 「運がいい事」を見つけやすくなり、自分に運気の良さを認知させられる。

 +α スピリチュアル的効果

  さて、もう11月も終わりに近付き、皆様におかれましてはどのように2020年を締めくくろうとお考えでしょうか?

 個人的には、「クレーマー体質の人増えたなぁ」、「寂しい人が増えたんだなぁ」、「貧しい人が増えたんだなぁ」という感想が出てきた2020年でした。この自粛期間の2020年上半期はとにかく「意味不明な問合せ」「普通では無いクレーム」が殺到した時期でした。

 僕の業務は受付業務ではないのですが、受付担当部署が参ってしまい仕方なく、僕が現場で指揮をとることも何度かあったほどです。

 

 この時、本当に辛い日々でした。相談相手は不在、受付担当の教育制度の抜本的見直しが必要だろうということしか分からない。ただただ逃げ出したい日々です。

 しかし、同時にこれは「会社の弱みが露呈し、改善できる」チャンスでもあったのです。もちろん、この時はそんなこと思わず只辛いと感じるだけでした。

 

 さて、ここで神社の神様が出てくるのです。

<効能>① 神様に願うことにより目的が明確化され、問題解決力が上がる。

 僕はこの時、神社に行って「辛い。何とかして、穏やかな日々にしてくれ」と願い続けていました。当然、突然神社から強い光が差して「よし、分かった。お主に平穏をもたらそうぞ」のようなことは起こりません。

 願い、「明日はどうなるだろう」と考え帰るだけ。

 しかし、それを続けていくと「僕だけ平穏でもダメだなぁ、会社全体が平穏でなければ結果的に、僕へ業務が回ってくる」という事に気付きました。

 

 すると、願い事(目的)は「会社全体が平穏になりますように」となりました。

 しかし、どんな平穏な会社にも危機はあります。「たまたまここ数週間平穏だ」では意味がないのです。

 そこで、願い事は「どんな危機にも対応できる強い従業員になって、結果的に僕が楽したい」に変わりました。

 

 ここからが早かったのです。

 これまで、「下手に受付能力が高い事を示すと、受付担当者に頼られる」という恐怖から、「受付業務に関しては出来ないふり」をしていました。しかし、高度な社内マニュアルを作成し、僕自身が社内教育を充実させることにより、受付担当者を強くするという方向へ変えたのです。

 もちろん、高度な社内マニュアルの作成、各支店・出張所への教育と、相当な業務量になり、完了するのに半年ほどかかってしまいました。

 しかし、結果として従業員の対応力は非常に高まり、マニュアルを基軸とした課内教育も自発的に起こりだし、今では僕よりも対応力は高くなったのです。

 「これが神様の力か?」と言われれば難しいかもしれません。しかし、気付きを与えてくれたのは「拝む」行為からなのです。

 

<効能>②「運がいい事」を見つけやすくなり、自分に運気の良さを認知させられる。

 カラーバス効果と言えば、ビジネス関連でもよく使われるようになって来た言葉なのでご存じの方も多いと思います。

 ざっくりと説明します。

 「今日一日で赤いものは何種類見たでしょうか?」と読者様へ今、突然質問します。

 答えられましたか?部屋の中を見回して、数えた方もいるかもしれません。

 では、明日の朝、「今日は一日、赤いものを探す」と決めて過ごしてください。

 先程の質問よりも、多く見つけられると思います。

 これが、カラーバス効果の大まかな説明です。

 

 では、これが何になるか。

 僕は、ほぼ毎週神社に行きますが、趣味で毎回御御籤(おみくじ)を引きます。

 御御籤は大吉・中吉・吉・小吉・末吉の5種類です。年間は52週ですから、御御籤の卸元が同じ枚数ずつ刷ったとしても、確立として10枚は大吉が出そうです。

 それが多いか少ないかは別として、大吉は1/5の確率。

 引いて大吉だったら、とってもラッキーです。

 さて、ラッキーなのは今なのか、それとも引いた瞬間なのか、これまでなのか、未来なのか? 分かりません。

 分からないので、これから「良い事が起こる」と期待しましょう。

 「願ったことは起こらないかもしれないけれど、何か幸運が起こる」のです。折角ですから、見逃さないようにしたいものです。

 

 この「見逃さないように」というところに、幸運というカラーバス効果が発生するのです。また、神社での手水舎は、簡略化した禊ともいわれます。

 社会の穢れを禊いだのですから、幸運にならないはずがありません。

 こうして、一日には本当に莫大な量の出来事が起こっています。その中のものは、ほとんどが今現在では幸運とも不運とも取れないものばかりです。

 ですから、それらが幸運であると意識して、活かしていくことで、より幸運になっていくのです。

 

<効能>+α スピリチュアル的効果

 さて、ここからは眉唾ものの話です。

 僕は、宗教は全て嘘だと思っています。巻物に書かれているような神様は存在しないし、お告げもないでしょう。そもそも、神様と交信した人を見たことが無い。

 

 ただ、人生はとても辛いです。いくら後々の為になると言っても、その場に突っ伏してしまうほど辛いことは、波状攻撃のようにどんどんやってくるでしょう。

 そして、僕を含め弱い人間は宗教や神様の存在を願ってやみません。

 

 それならば、神は居ないと大人ぶって、転んだ時に変な宗教にハマるよりも、神社に行って日本の神様と呼ばれる御方に「こんなことがあった。でも、良いこともあった。ありがとうございます。」と感謝するのが何倍も効率的です。なんと、お金もかかりません。

 

まとめ

 小さい時から、近所に小さな神社があり、遊び場になっていました。

 神社の裏は暗くて少し涼しくて、好きな女の子と怖い先生の愚痴を離したりしたものです。

 場所は違えど、そんな神社に今でも通いいろいろな気持ちを包み込んでもらえるの。そういう懐の深さも神社好きの所以です。

 

 最後に、御御籤の話です。

僕は年間約52回の御御籤を引いており、大吉だけは持って帰ります。

そして、お財布とキーケースの中には20枚近い大吉御御籤が入っています。

これは確立のゆらぎによるものでしょうが、今年が結果的に良い年になりそうなのは、この大吉御御籤が示してくれているのかもしれません。