就活生はブルーオーシャンじゃなくて禁猟区!
OB訪問に行った就活生がわいせつ行為や性的暴行の被害を受ける事件が相次ぎ、注目が高まっている「就活セクハラ」問題。
今、就活生へのセクハラが問題になっています。
男性のセクハラ被害は約20%、女性は約15%とのこと。
男性も意外に多いんだなぁと思いましたが、僕も就活していたときは
「エッ! 彼女いるの? それの容姿で?」
っ言われて、相当腹がたったことを思い出しました。女性の場合はセクハラの加害者は男性だけだけど、男性の場合のセクハラ加害者は女性と男性なんですよね。
就活の担当者ってのは、大企業であれば現場系(営業とか技術とか)のエースが会社の説明をして、総務の主任だか係長だかが会社の説明を行うことが多いイメージです。また、OB訪問を担当する方も現場で頭一つ飛び出た方が多いイメージ。
そして、この方々の特徴って、若くて仕事できて目立ってるいわゆる「評価」されてる社員なんです。
実は、この「評価」って若いときだけってことがよくあります。若いときの仕事って、ヤル気と勢いがあればなんとかなっちゃうものが多くて、古い言葉ですが「体育会系」の社員の方が合っています。
経験則ですが、この手の社員は「コンプライアンス」意識と後輩指導の意識が低めです。
以前のニュースでOB訪問の女性と関係を持った社員は、「就活生はブルーオーシャン」なんてことを周りに言っていたらしい。
就活生はブルーオーシャンって言ってるけど、就活に一生懸命な学生にちょっかいをだそうなんて思って就職活動している企業担当者なんて、ほぼ居ません。
自分の企業を受けるかどうかもわからないし、そもそもそんな雰囲気になりません。
僕が就職担当したときは、一生懸命質問してくれる学生さん達が可愛らしく、そして楽しみな気持ちで見ていました。そして、入ったあと辞めないように、会社の「良いところも悪いところも」ちゃんと言うように心がけていました。
これが一般的な話だと思います。そう、就活生は誰も知らない漁場の魚ではなく、知ってるけどあえて誰も取らない魚なのです。
自由恋愛って、格差がある時点で存在しないと思います。
「じゃあ、お金持ちの僕は愛されてないっていうのか!」
「専業主婦の私は奴隷か!」
と言われそうですが、そうではありません。
就活生にしてみれば、希望の企業の社員って「就職のためのキーマン」に見えてしまうものです。そして、その気持ちにつけ入る。これは絶対に平等ではありません。
今回のニュースを見て、「うわぁ・・・」と引いたので勢いで書いてみました。