スコ丸ブログ

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営業で折れない心の持ち方 2個だけ

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 営業周りをしていると、心折れる瞬間がいくつもあります。

 ただ、安心してください。経験論ですが、心折れた経験をした営業マンの方が、そうでない方よりも大成しやすい傾向にあります。

 

 それは、PDCAサイクルというものが、一般的な営業研修で言われるような短いサイクルでは行われないからです。

 よく営業研修ではPDCAサイクルを一回の案件毎に行うべきのような言い方をします。しかし、それは間違いです。

 顧客が全て同一人物で、次の顧客も同じ人なら、プランAが駄目ならプランBで。と矢継ぎ早に変え(いわゆる、PDCAサイクルを高速で回す。最近経営者、この言葉が好きですよね)て行けます。ただ、そんなことはありませんし、同一人物だって日によって変わります。特にお年寄りは変わりやすい。

 そんな中で、プランAが駄目でプランB、C・・・と変えていき、結果担当を変えられ、新人が適当に持っていった最初のプランAが通ったなんてこともよくあります。

 ここの辺りは、少し深い話になるので今後書いていくとして、今回は営業で折れない心の持ち方です。

 

1.相手も自分も人であると認識する。

 まずココです。社会に出ると、学生時代大人気だったサッカー部のキャプテンも帰宅部の僕も同じ土俵に立ちます。

 一緒にスタートしていても、お互いに持っている対人スキルが全く異なるのです。僕と他人との距離は広め、キャプテンの距離は近めです。しかも、特に根拠がないのに「なんとかなる」とか言います。

 一方、僕は確約が取れないことはしませんし、事が起こる前に約款から仕様書から読み尽くします。

 どちらが良いとは言いません。ただ、キャプテンと僕の営業の方針は全く別ですし、捕まえてくる顧客も全く異なるタイプです。営業成績は勝ったり負けたりでした。

 そう、皆がキャプテンのことに憧れて、好きで、何かを買うなら彼から買いたくて…とはならないのです。

 以前の合コンスキルでも言及しましたが、

sucomarublog.hateblo.jp

 特に今は色んな種類の人がいます。自分に合う人、合わない人。合わない人から見たら、当然あなたは「いけ好かない人」に違いありません。

 嫌なことを言われたら「あくまでも”彼から見て”あなたは出来ない、嫌い」なのです。そういうときは、さっさとあなたが担当変更するか、引き分けに持ち込んでしまえば良いのです。

 引き分けに持ち込む方法ですが、長くなるので今後書いていきます。

 とにかく、一生懸命やって、特にミスが無ければあなたのせいではない。組み合わせが悪かったと割り切るほかないということです。もちろん、あなたの心の健康を保つために。

 

2.ミスほど糧になることを知る。

 仕事でのミスは、三年目くらいまで月に1回はありました。何をするにもリズムが分からず工程を遅らせてしまったり、材料を間違えたり、「自分は社会人にそもそも向いていなんじゃないのか」と思ったことも何度もあります。

 しかし、今僕は営業の研修を行ったり、他社へ営業スキルの研修を依頼されたりするまでになれています。この研修で僕は何を話すと思いますか?

「過去の失敗とその対策」です。

 つまり、ミスしてそれをリカバリした経験というのは、これ以上ない仕事だけでなく人生の糧となるのです。

 頑張ってリカバリする。そして、何度もミスをするうちに気付くのです。リカバリできないミスはないってことに。

 心が折れそうな時、それはリカバリしようのないとんでもない大きなミスかもしれません。しかし、不思議なもので金と時間さえあればどうとでもなります。

 金は真っ当な会社なら保険がありますし、時間だってあります。立ち向かいましょう。全てのことは解決します。解決しなくても「終わり」は来ます。

 そして、その経験自体があなたの糧になるのです。

 

 今日は、二個だけにしました。僕はネットで長文を読むのが好きでないので、極力小出しにしていこうと思っています。

 

 心の折れない方法2個。いかがだったでしょうか。

 今回は、営業をやる上で避けては通れない「心折れる」ということを中心に書いていきました。何度もあると思いますが、それは成長の痛みです。味わっていきましょう。