正しい会社のぶら下がり方
今のネットを見ていると、昇進の仕方や良い仕事の仕方、転職の仕方はよくあります。勿論、どれも良いことばかりですが、今日は「もうこの会社では頑張らない。この会社にぶら下がる」と決めたときの方法です。
1.頑張っている人と自分から関わらない(重要)
どうしても、一生懸命頑張っている人(特に後輩)を見ると「なにか自分の持っている経験を教えてあげたい・力になってあげたい」なんて思ってしまうことがありますよね。
大丈夫です。頑張っている人は、頑張らないと決めてしまうような人の意見なんて必要としていません。そもそも、頑張らない人が近づいて邪魔になることの方が多いでしょう。
頑張っている人から聞かれたときにだけ、必要なことだけ伝えて、「先輩ながら君のことはすごいと思っている」と褒めるでなく、純粋なプラスの気持ちだけを伝えるようにしましょう。
よく頑張っている人の足を引っ張る人が居ますが、絶対におすすめしません。頑張っている人は、サボっているあなたの分まで稼いでくれているのです。その人が頑張らなくなったとき、頑張らなくてはいけなくなるのは自分自身であることを忘れないでください。
2.自己承認欲求は当然なものだが、会社では発揮しないと決める
人が生きる上で、自己承認欲求は抗えません。誰も「イイネ!」の魔力からは逃れられないのです。
しかし、仕事で頑張らない・会社にぶら下がると決めたからには会社で「イイネ!」をもらうことは諦めましょう。「欲しがりません、定年までは!」です。
ですが、自己承認欲求は人間が社会的な生き物である以上逃れられません。
そこで、社会性の高い趣味(団体で行うもの)を始めましょう。
人が集まれば何でも良いです。「〇〇さんのバイクかっこいい」でも「一日に100kmも自転車で走るらしい」でも、「あの人、いつログオンしてもこのゲームに居るね」でも良いのです。とにかく、自分の自己承認欲求を満たせれば何でも良い。
そして、頑張っている社員へ対抗心を燃やす代わりに「お前は仕事はできるかもしれんが、俺のリオレイアを狩る時間は絶対に勝てん」と土俵を挿げ替えてやれば良いのです。自分の価値観、何でもありです。
ただし、仕事に準ずるもの。例えば、社内運動会や会合など。そういうところで良いところを見せようとするのは駄目です。痛々しすぎます。参加自由なら断り、強制なら極力目立たぬよう普通に振る舞いましょう。「仕事での成功を諦めた」のです。力を抜いて、流れに身を任せる楽しさを知りましょう。
3.仕事は65点と決める
どんなに逃げても仕事はやってきます。逆にサボりすぎると、出来ないレッテルだけではなく、何かのターゲットにされる可能性があります。
これは一番避けるべき事象です。
しかし、頑張りすぎると当初の目的から外れます。
ですから、仕事の出来は65点と決めておきましょう。
本来の仕事は65点にしといて、定期巡回とか言って公園でサボるのもいいですし、社内データを使って何か考察したり自分への報告書を作ってもいいでしょう。
とにかく、時間をかけて無駄なものを作るというのがポイントです。
決まり文句は「何か合った時に役に立つかも」です。
4.役目を見つける
今まで行ったことと真逆のことを言っていますが、そうではありません。
どんなチームにも、役目があります。サッカーで言えばフォワードとバックスはやることが違います。勿論、諦めた人はなんの役目も無い方が良いです。
しかし、必要なのは「精神的な」役割です。
「精神的な役割」とは何でしょうか。
いじるのもいじられるのも、近くによらないほうが良いでしょう。仕事に直結します。
一番良いのは、特に何も言わずそこに居るだけです。人の話は聞くだけで良いです。アドバイスもしなくていいです。何かアドバイスを求められたら「君はどうしたいの?」と聞くだけ。
それだけで、周りの人は精神的に支えられた気になります
まとめ
色々と書きましたが、「もう仕事頑張りたくないけど、仕事辞めれない」って人は沢山居ると思います。社内の居心地が良くて、そこに残りたいとき、人はどうしてもわがままになります。
「頑張りたくない。でも、認めてほしい」
これがまかり通ると、誰も頑張らなくなります。
ですから、自分は影になりみんなの心を支える人になってほしいと思います。
仕事をしてて、そんな人が居たらなぁなんて思って書きました。