スコ丸ブログ

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持ってる株だけ下落する!ってあるある探検隊で言いたい。

www.bloomberg.co.jp

 日本株が4月中などはそこそこ良かったのですが、また続落しています。

 日本全体の経済感としては、相手先の銀行さんなどの話からは経済低迷の話は出てきません。というか、一年前くらいの「アベノミクス」が盛り上がった時も、地方経済は大して盛り上がらず、株価だけが盛り上がっていた印象ですが…。

  それにしても、日本株の下がりが顕著です。

 アメリカ株も下落しているので、それに釣られている形は理解できますが、短期的に見て上がる要因が見えない。今株を買おうという気持ちにはなれません。

 特に、以前は日本とEUとの経済連携協定トランプ大統領の訪日など、好調に進みそうな材料がありましたが、その華々しさに比べて、世界が受ける経済効果があまりなかった、というか見込めそうになかったというのが、投資家意識なのではないでしょうか。

 また、アメリカの関税に関しても日本が今回得たものは「決めるのは8月まで延期」という時間稼ぎです。もちろん、安倍首相の交渉力は素晴らしいものがありますし、これだけ各国が関税を上げられている中、日本だけが8月までにしても延期できたのは凄いの一言です。

 そうなると、投資家としても「8月直前まで待ってそれから決めよう」と、購入時期の延期を考えます。

 各株の上下はもちろんあるでしょうが、全体としてのアメリカが要因になる上がりは無いと思います。

 

 今回、よく株のサイトなんかを見ていると「下がっている今が買い時」とか「戦時中に株を買え」なんて言われますが、『「もう」は「まだ」なり、「まだ」は「もう」なり』という言葉もあります。この下がりが底である保証は全くなく、短期(一年以内とか)で利益を上げることを考えているならば、「まだ」なのかもしれません。

 

 しかし、10年単位で株を運用しようと思っている方は、割と買いどきなのかもしれません。

 「かもしれません」がとにかく多いのは、考えて買うより適当に買ったほうが利益が出ることも多く、「下手な考え休むに似たり」とはよく言ったもので、分析なんて取引所が徹底的にやっています。

 個人投資家は、なんとなくで投資するのが良いかもしれません。

 僕自身が、投資総額がそう多くないことから、信用取引は行いません。加えて、株価に対して資産が大きな株を買うように(勿論、それだけではありませんが)しています。

 そうなると、特に株の上下に一喜一憂することなく心安らかにチャートを眺めることができるのは良いことですね。