スコ丸ブログ

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会社の飲み会を断ったら生まれる5つのメリット

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 スコ丸が会社の飲み会を30歳になったのを機に断りまくるようになりました。理由は特にありません。でも、断ってみると良いことばっかりだったのです。

 その経験によるまとめです。 

 会社の飲み会が面倒くさいとか、色々とネガティブに言われる昨今。会社の飲み会が面白くないのなんて、10年前も変わらなかったのではないでしょうか。

 僕自身、今で言う陰キャで、同期が全員陽キャの体育会系だったときは背筋が凍りました。

「ここでやっていけるだろうか…」

 ただこの心配は杞憂におわりました。陽キャの体育会系は良い奴らで、楽しく飲み会をやっていけたのも確かです。しかし、それは同期会での話。同期会というクローズドの世界では生きて行けても、先輩後輩が入ってくると間違いなく終わります。

 さて、つまらない愚痴はこれくらいにして、サクサクとメリットを挙げていきます。

 

1.昇進する

 意外に思われるかもしれませんが、飲み会に行かなくなってから上からの評価が上がり昇進しました。

 理由を自分なりに整理すると、飲み会というのは良くも悪くも社交場で、自分をアピールする舞台だと言うことです。飲み会では、会議のように言質も取られませんし、発言権も全員にあります。そこで、評価されるようなことばかり言えれば良いですが、失敗することもあります。

 舞台があったら立ったほうがよく、リターンを見込めるリスクには飛び込むべきなのでしょうか。

 違います。リスクを負わない選択も十分すぎるほどクレバーです。

 飲み会に行く同僚たちは社内の強い権力者にアピールできて、僕と評価の差がうまれてしまったのでしょうか。

 残念ながら、その考えが間違いです。

 よくあることですが、強い権力者は対外的なお付き合いが非常に多く、飲み会疲れしていることが多いです。そのような方が、わざわざ僕との飲み会に来るでしょうか?

 来るなら行きます。でも、来ません。そして、飲み会好きな自称権力者は権力者ではありません。権力を使いたい小物です。

  仕事でそこそこ活躍できるなら、飲み会で一発逆転を狙わず、コツコツと信頼を積み上げれば良いのです。

 

2.小さな仲良しグループに巻き込まれない

 これは飲み会に行かなくなってから気づいたのですが、飲み会に行くグループって会社でも繋がってて評価に影響していたりします。

 よく有るのが、転勤者が会社のアパートの一室に集まって「元本社の会」みたいなのを作って毎晩酒盛りしているとかです。そこでの会話って、会社の愚痴です。この愚痴で終われば良いのですが、転勤先の生え抜き社員の悪口なんかになると最悪です。

 「元本社の会」ではいつも生え抜き社員の悪口を言っているので、先入観が出来てしまい転勤先で良い人間関係を作れなくなります。

 会社の人に対しては、みんな同じ、みんな仲良しに勝るものはありません。

 なにか一つのグループに入れ込みすぎると、周りとの関係構築が難しくなります。

 しかし、飲み会に行かずに一人でいればそんな事はありません。また、僕は集団飲み会が嫌いなだけで、サシ飲みや3人くらいの飲み会は好きです。一人一人とゆっくり語らえば、グループで愚痴を言い合うよりも仲良くなれます。

 

3.お金が貯まる

 これは当たり前ですが、会社の飲み会に行くと「2次会まではマナー」などと言われ付き合わされます。飲み会のレベルにもよりますが、一日で一万円以上使ってしまうことも有るのではないでしょうか。

 一万円あったら、激安旅行が一泊出来ます。僕はそっちのほうが幸せです。

 

4.うわさ話を聞かなくていい

 会社には、真偽の程が明らかではない噂話が溢れています。その類の話が好きであれば良いのですが、この記事を読んでいる時点で恐らく好きではないでしょう。

 噂話が本当であれ、嘘であれ、知っていて得になることなんてほぼありません。

 これは断言出来ます。若手の社内恋愛の話であれば「ご祝儀準備しなきゃ」と思う程度ですが、社内不倫の噂話だった場合の対応なんて考えたくもないでしょ?

 

5.会社内の馴れ合いが幻想であることに気付ける

 こういうことを書くといかにも「陰キャ」らしい意見だと思われるでしょうが、この通りなのです。

 僕の退官された先輩の話を聞くと、「会社の人とは全然会わない。でも、趣味が同じ人は今でも遊びに行く」と言っていました。

 そういうふうに言っている人は結構多い(標本数が少ないので、確定ではない)です。逆に、仕事一筋だった人は、今でもOB会に顔を出したりしているようです。

 会社って、仕事をしにきている人たちの集まりで、その中で仲良くできる人もいれば反りが合わない人もいる。その中で、仲の良い人と出会えれば幸運だし、居なければそれが普通くらいなものです。

 よく昔は「飲み会で課内の親交を」と言われていたものですが、飲み会で深まる仲ってすでに仲の良い人との仲なんですよね。結局、酒飲んでも合わないやつとは合わないってことに気づくだけです。

 

まとめ

 会社の飲み会を断るようになって三年ほど経って、メリットが多かったので防備録としてまとめることにしました。

 会社の飲み会に行こうかどうか迷う方って、「優しくて気遣い上手」か「孤立していると思い込んでいる人」だと思います。恐らく会社員のほとんどが「孤立している」と思い込んでいるから、集まりたくて「意味のない部署飲み」が横行するのです。

 逆を言えば、皆が孤立していると思っている集団なので、有る意味で団結出来ているのかもしれません。

 何より、やりたくないことはやらないって意思表示が幸せになる方法なのかなと思います。

  

 

<top画について>

Pete LinforthによるPixabayからの画像です。