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自信を持って営業するためには

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 他企業の方から「営業の自信がない」という相談を受けました。

 恐らく、自信がない人って沢山いるので、その人たちの勇気になれたらと思います。

 大前提として・・・

 根拠のない自信は諸刃の剣である!

 よく会社で居ると思うのですが、特に実績を上げているわけでも商品知識・技術があるわけでもないのにやたらと自信があったり、横柄な態度が出来ることで物件を沢山取れる人。

 実際。こういう人って営業先から好かれることが多いです。

 というのも、営業先で話すことってビジネスの話よりも世間話の方が多くなりますし、そうなった方が営業業務もやりやすくなります。

 このことから、自信がある担当者の方が営業成績は上がりやすくなります。逆に、自信がなくて声も小さい、色々なことに心配してばかりという担当者には中々仕事はつきにくかったりします。

 勿論これは、「スタートダッシュ」に関してだけの話です。

 営業という仕事を初めてすぐは、だいたいそうなります。

 

 しかし、この根拠のない自信や横柄な態度は、自己学習機会を圧倒的に減らします。経験論ですが、根拠のない自信のあるタイプは自分が動かず人を動かすのが上手いのです。結局、仕事を他人に捌いてもらっているのに自分が仕事をしている錯覚に陥ってしまうのです。

 しかも、自分で仕事をしないと「自分の仕事として」法令や技術基準などを調べずに、技術担当者から聞いた話を鵜呑みにして顧客へ話すだけになりがちです。

 

 一方、自信がなく心配ばかりしているタイプは、とにかく色々と聞きます。ここで「技術担当者に聞いて」、「本当かどうかただ心配になるだけ」だと全くだめです。

 しかし、自分で調べて納得していくと飛躍的にこの自信がない対応が大化けすることになります。

 自信がないタイプは、基本的に「心配性」です。その為、行動原理が「怖いから」行うのです。つまり、怖くなくなるまで調べます。この怖くなくなるまでというのは結局「自分が納得できるまで」です。

 この自分が納得出来るまで調べると、顧客へ自分が納得したとおり伝えることができます。

 これが、顧客に対して非常に好感度に変わるのです。

 

 今回は、自信があるかないかに関して触りだけを書きました。

 まとめますと、自信がなくても、人付き合い苦手でも心配性でも、逆にそれが十二分の力を発揮する武器に変わることが出来るということなのです。

 

 ただし!

 結局、うさぎと亀の話と同じで、「自信がない」というのは「自信がある」人に対してネガティブな特性で有ることは事実です。

 自信があり、なおかつ人以上に努力して顧客への対策もバッチリの担当者が居た場合、自信がなく、心配するだけで努力せず、顧客に対して「確認します」を繰り返す担当者では前者が勝つに決まっています。

 

 心配している心は、顧客と同じ心を持っているということなのです。

 ですから、自分が納得できれば顧客も恐らく納得できることでしょう。

 十分に努力すれば、心配な顧客の心を救う力になります。

 努力は必要です。関連法令を読み、技術基準を頭に入れ、理論武装して営業に出ましょう!