＜特集＞盆休みの過ごし方！準備編

　今日からお盆休み突入まで、お盆休みの過ごし方を特集していきます。

　5月に10連休が有ったばかりですが、今回も長い方で9連休になり大型連休です。

　キッチリと計画を立てて、最高の夏にしましょう！

　と、元気よく書きましたが、今から旅行の準備を行う方に残念なお知らせがあります。まず、旅館・ホテルの予約を行うなら今では手遅れです。キャンセル待ちを狙うことくらいしか出来ません。

　せめて、お伝えできる良いニュースが有るとすれば「大型連休中の宿泊施設はネットに情報を載せていないことが多い」ということです。ですので、気になるお宿一箇所づつコツコツと電話をして空室確認をすると「千載一遇のチャンス」が有る可能性はあります。

　さて、僕のブログはちょっと便利な小技を紹介するブログではなく、「誰でも心地よく生きる」ことを目的としたブログです。

　お仕事など、どうしようもない事情で今日から旅行のしたくをするしか無い方も沢山いらっしゃるでしょう。そんな方々に、今から血眼になって旅館を探すことはさせたくありません。

　ですので、「予約のいらない旅行」をおすすめします。

　予約のいらない旅行とは、「車中泊」と「キャンプ」、単身かカップルなら「ネットカフェ」も有りです。

　あ、今僕は千里眼は持ちませんが読者様の「なんじゃそりゃ？」という顔が目に浮かんできます。しかし、怒らないで聞いてほしいのですが、ピークエンドの法則というものがあります。それは、旅行などの一連の思い出は「一番（良い・悪い）の思い出」と「最後のイメージ」しか残らないのです。

　例えば、せっかく旅行が取れたとしても「ずっと渋滞でパートナーが不機嫌（一番印象に残った）」で、宿泊費が5万円だったが、平日に止まれば1万円もしない安宿だったことに気づきがっかりした（旅の最後のイメージ）。という思い出だったすれば、他にそこそこ楽しいことがあろうが、イメージに残っていることは「不機嫌なパートナー」と「お盆料金がボッタクリ」という思い出だけなのです。

　それならば、三人用のテントでも買って、暑いながらもカセットコンロで焼き肉をして皆で夏の大三角形を見た。「勉強なんて大嫌いな子供だったのに、白鳥座の北十字を必死に探していた」、「真夏なのに、高山地帯のキャンプ場は涼しかった」とか、「隣の家族と仲良くなった」なんてグッとくる思い出が沢山出てくるものなのです。

　もっと言ってみましょう。ネットカフェの予約をしておいて、街中で飲んだり、軽装で史跡巡りをしてみたりと、ネットカフェ旅行は気取らない旅が出来ます。飲み物しか無いけれど、地元をじっくりと回ることも出来るのです。

　では、そういう良い思い出を沢山作るにはどうしたら良いのでしょうか。

　それは、「予約が出来ないなら準備にトコトン拘れ！」です。

　車中泊・キャンプで嫌な事は「①虫が多い」・「②暑くて寝られない・汗臭い」・「③飯が上手く出来ない」このリスクを避けるだけでほぼ大丈夫です。

【　対策　】

①虫除けを準備しましょう。虫除けは1種類ではなく数種類のものを使うことをおすすめします。例えば、塗るタイプ+スプレータイプ+蚊取り線香というように、一種類を沢山使うのではなく、数種類を並行使用するのです。②にもかかりますが、サラサラタイプの塗る虫よけを使えば、寝苦しさを随分と和らげてくれます。

②暑い・汗臭いですが、これは寝具で工夫しましょう。テントは化学繊維製なので通気性が悪く、直に寝ると相当熱くて寝苦しいです。夏用のマットレスを敷いて、接触冷感のあるタオルケット（Ncoolなどが良い）を持っていっておけば、そこそこ快適に寝られます。あと、キャンプ場などですが、風が吹いているところで寝たり、高山地帯を選んだりすると天然のクーラーのようで実に快適です。

　また、汗臭さですが、キャンプ・車中泊では「防臭機能」の付いていない服は着ないと誓ってください。防臭機能が付いていても臭くなります。また、防臭機能が付いていてもよく使っている服を持っていくと、臭くなりやすいです。持っていく前に、漂白したり、出来れば重曹水に小一時間付けたあと選択したものを持っていくのが良いです。

③飯が不味いことはキャンプではよくあります。これは火加減によるものです。読者様は快適に過ごすためにキャンプしているのであって、焚き火をするためにキャンプしているわけでは有りません。最高は、ガスコンロとレトルト食品です。間違い有りませんし、食中毒の危険もほぼ皆無です。

　もし、折角なら焼き肉や他の料理をしたいと言うならば、ガスコンロとフライパンなど、火起こしをせずに済む準備を行いましょう。また、プロパンガスは直射日光の当たらない涼しい場所に保管です。また、調味料は保冷バッグに入れていきましょう。なんなら合わせ調味料を混ぜて持っていくのも有りです。また、材料は切って保冷バックに入れて持っていきます。

　もし、足りなかったら？その時は、缶詰や乾物など開けなければ日持ちするものを持っていくことをおすすめします。

　これだけ気をつければ、予約なしの楽しい旅行が出来ると思います。

　最近は、オートキャンプも多いので、混雑状況を一報確認してから行くのがおすすめです。大丈夫。テントが宿なんだから、どこかに場所は有る！

　次にネットカフェです。

　ネットカフェはキャンプより敷居は低いですが、混雑状況によっては空いていない場合があります。当初の話とは逸れますが、予約をしましょう。

　また、ご飯が有りません。（軽食が有るところはあるようですが・・・）

　旅行の醍醐味の一つに食べ物があります。

　ネットカフェは大抵街中の好立地にあります。それを利用して、街中の地元の方の食べているローカルフードとローカルなお酒で楽しみましょう。ネットカフェは場所によりますが、途中退出が出来ないことが多いと思います。

　何時まで飲むのかをしっかりと決めて予約しましょう。また、荷物も預けられないので、最低限の荷物にしましょう。

　また、日本は観光大国です。街中に歌碑や史跡が有ったりするので、しっかりリサーチしてネットカフェで泊まった後は、朝食も兼ねて散歩してみるのも楽しいのではないかと思います。

　楽しみ方はいくらでもあります。

　しっかり準備して最高のお盆休みにしましょう！