少しだけ秋になってきたこの頃のお気に入りの過ごし方。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、お盆休み「前」と「後」では暑さが少しだけ違うような気がします。
特に、日の入りの時間は断然早くなっています。
そうなると元気になるのが夜の虫たちで、「リリリ」とか「キリキリ」とか鳴くのがとても風流です。
僕はこの時期の感じがとても好きです。
散歩したりドライブしたりツーリングしたりと、ぶらぶらするのが好きな性分です。まだまだ、外に出ると暑いですが、夕日が楽しめる時間は7月と比べると長くなり、ゆっくりと茜色の空を楽しむことが出来ます。
この時期は、枯葉が道路に敷き詰められるほど落ちてはいませんし、涼しい風が吹くことも有りませんが、桜の葉は少しだけ色づき落葉し始めています。
この時期、僕は少しだけ標高の有る公園にドライブします。
学生たちは、まだ夏休み中ということも有り公園で遊んでいたりしますが、夕方六時も超えると皆帰宅していきます。
公園に一人残された僕は、ドライブの途中で買ったチルドのカフェラテにストローを刺して一口。カフェラテの冷たさも、大分緩んで周りには結露が出来ています。
僕は太平洋側に住んでいるので、夕日は山の方に沈んでいきます。
日本海側の夕日は、海に沈むからもっと赤いのだろうか。なんて思いながら、山に沈む夕日をのんびりと眺めます。
標高が高い公園から、海側を眺めると群青色になっています。自分の頭上は、ちょうど綺麗な水色で、段々と今居る場所も暗くなっていくのがわかります。
じっくりと、太陽が山際に沈んでいくのを見届けると、山際自体が赤く輝いています。
こんな時間をただ何も考えずにのんびりと過ごすだけで、とても良い時間を過ごしている気持ちになってきます。
連休明けで、少しだけ疲れたら「何も考えずに夕日でも見つめる」なんて時間の過ごし方も良いかもしれません。