スコ丸ブログ

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※感想記事※ あおり運転犯人大阪で敬語になる。

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 常磐道煽り運転をした挙げ句、顔面を五回も殴打した犯人。

 指名手配後、姿をくらましたと思ったら大阪で逮捕。

 散々被害者に悪態を付いていた犯人は、警察官に向かって敬語になっていました。

 今回、日記で言いたいことは、日本の治安は警察と市民によって作られると実感したことです。

 お盆のこの時期に、高速道路内で堂々と車を止めさせ、威嚇し、暴力を振るうという、本当に日本で起こっているのか疑いたくなる事件が発生。

 その後、テレビでは煽り運転をされた方々の車載カメラが多数登場し、日本が煽り運転大国で有ることが露呈しました。

 以前、一家を高速道路で車から車道に降ろさせ、後続車の追突により両親の命が奪われる痛ましい事件が起こったばかりです。

 

 僕は、この問題を「世界中学校 日本クラス」で起こった学校のイジメに例えて考察してみたいと思います。

 

 そもそも、なぜイジメに例えて考察するかはおいといて。イジメが起こる理由は様々ですが、大きな理由の中に子供の閉塞感にあると言われています。この閉塞感というものを具体的に言うと、「居たくもない場所に押し込められている不快感」と言うことです。

 小・中学校のイジメは特に激しいのは、小・中学校が義務教育であるため、「居たくないのに、押し込められている」感が子供たちにとても強い。しかし、高校以上になると子どもたちも少なくとも「行かなくても良いが、必要だと多少思っているから行く」に変わります。そこで、イジメは多少減るという具合です。

 ただ、高校自体が以前からほぼ義務教育的な位置(H27.統計では81.2%が高卒以上)にあり、「居たくないのに押し込められている感」は中学とほぼ変わらなくなってきているのかもしれません。

 

 さて、なぜ今回のイジメの話が煽り運転と関連するのでしょうか。

 今回、「新・情報7daysニュースキャスター|TBSテレビ」の調査で、煽り運転

された経験の有る人は90%近く居たとのことでした。とにかく数が多い。

 そして、煽り運転したことが有ると言う人も結構居たのです。

 

 煽り運転経験者は一体何を考えているのか。

 恐らく、「ゆっくり走りたくない」とか「急ぎたい」などの理由で煽って、早く走るように仕向けるのでしょうが、ここがポイントだと思います。

 一体、何に急いでいるのでしょうか?

 ※ここで、注意点※

 今の話は「カッコつけて煽ってる」とか「攻撃しようとして煽る」などの異常性のある人間を除きます。異常性の有る人間は治療か隔離以外に解決が無いからです。

 ※注意点終わり※

 さて、急いでいる理由は、恐らく仕事か友人・知人との約束とかでしょうか。

 友人・知人の約束は大抵早めにでたり、多少遅刻しても怒られないから、やはり、仕事関連が主な理由となりそうです。

 この場合、急いでいる人は、「①好きでやっている仕事」で、かつ「②好きで急いでいる」のであればいいのですが、恐らく「①’仕方なくやっている仕事」で、かつ「②’嫌だけど急いでいる」のが一般的だと思います。

 そう、イジメを行う心理の「居たくないのに押し込められている不快感」と似ていると思うのです。

 

 つまり、今の社会全体に蔓延する「わがままなお客”様”」や「オーバーサービスの常態化」が社会全体に不快感を撒き散らして居るように思うのです。

 

 それでは、解決編です。

 解決策は①お客様意識をやめる、②異常者はすぐに通報する、③思いやりの3点だと思います。

 以上でも書きましたが、平和は警察と「市民」で作られるのです。

①お客様意識をやめる。では、客とした企業と対峙した場合でも、お客様意識は即刻やめるべきです。何故か、お客様意識はビジネスパーソンとして何一つプラスになることが無いのです。営業面で言えば、一体どこでつながっているかわかりません。もし、何かつながりが有った場合、相手から程度の低い人間であると思われる危険性さえあります。

 また、ビジネスパーソンに必要なのは現場目線&経営者目線です。僕は、これをコトラーの4P(Price,Place,Promotion,Product)で分けることが出来ると思います。現場目線は(Price(価格)、Promotion(広告・販売・ここではサービスも含む))を見ます。経営者目線は(Place(物流を含むコスト)、Product(自社製品自体))を見ます。

 これを言うと、「PriceとPromotion」が入っているのだから、お客様サービスの為にお客様目線になることも大事だと言われそうです。しかし、違います。

 商売で一番大事なのはPromotion(販売)です。次に、Place(コスト)です。

 もし、お客様目線を重要視するあまり、全てお客様の声に答えようとするとコストは跳ね上がります。僕は、「クレーマーや、クレーマーに近い客をすべて切ったら、売上は下がったけど純利益は上がった」という声を何度も聞いたことがあります。

 行き過ぎたお客様目線は不要です。むしろ切り捨てるべきです。

 

 ②異常者はすぐに通報する。これは、今回の容疑者は他にも余罪や逮捕歴が有ったことと関連しています。

 確かに、皆仲良く平和であればそれに越したことは有りません。しかし、今この瞬間にも僕たちが知らぬ間に暴力は発生し続けているのです。

 この暴力は、健常者によるものなのでしょうか。

 暴力を行う人、特に非行少年や反社会的勢力の方々は、全員ではありませんがIQが平均より低いことが特徴として挙げられます。しかし、知的障害が有る程ではない。

 つまり、今の社会保障で救えなかった人々こそ、暴力の加害者になることが有るのです。また、逆に女性であれば暴力は少ないものの、暴力を行う強い(粗暴な)男性に惹かれ、子孫を残します。このようなグループに居たり、非行に走る少女たちもIQが平均より低いのです。

 つまり、今の社会保障では救えない者たちがずっと救われないまま何世代にも渡って存在しているのです。

 これを止める方法が、「すぐに通報」なのです。

 安い物語のように、「暴力」に対して「愛情の抱擁」ですべて解決するほど世界は甘く有りません。

 暴力者はその家庭環境から、一般的な生き方を学ぶ機会がない場合が多い。そのため、暴力に対して償い生きるすべを得るか、彼らに有った生き方を創造する以外に無いのです。

 恐らく、これからITやIOTの世界で、生き方・特に仕事の仕方は「知的活動」が主になってきます。つまり、今でも健常者だけどそれでも仕事はなくなる・生きる方法がなくなる方は増えていく可能性があります。

 その時に、知的ではなく他の生き方を創造する必要が有るのです。

 ちなみに、今回の犯人は一般的に高学歴であり、社長です。つまり、仕方なく非行に走ったわけでなく、異常な行動を取っているのです。そういう人はすぐに隔離しなくては被害は拡大する一方です。そのためには、暴力をするような異常者はきっちりと罪を償わせる必要が有るのです。

 

③思いやり

 ②では散々愛を馬鹿にしましたが、人間愛がなければ治安は守れません。もし、犯人にも人間愛がなければそもそも暴力に頼るようなことはしません。

 そして、被害者になりうる僕たちが人間愛で周りとしっかりと身を寄せ合う必要があります。しかし、今の仕事は忙しすぎますし、今のSNSは虚栄が多すぎます。

 ありのままを愛するという社会になっていけば、きっと社会全体が住みやすくなる気がします。

 

 今回、煽り運転の犯人逮捕を見て少し長めに書きました。

 とても怖い映像だったので、ホットしています。この世から暴力がなくなると良いですね。