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日本酒とノンアル 二人合わせて清涼飲料水!

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 ノンアルコールの日本酒が出来たとのこと。

 製造方法は、日本酒らしい芳香のする清涼飲料水という位置付けみたいです。

 製造方法を少し調べましたが、米から作られているようではないようです。

 僕は日本酒は好きなのですが、悪酔いするのであまり飲まないようにしているのでとても嬉しい商品です。

 最近、高度数の酎ハイ(9%くらいの)が流行している一方、ノンアルコールの商品も増えてきています。

 もしかしたら、「お酒を楽しむ層」は一つのセグメントではなく、いくつかのセグメントに分かれて存在しているような気がします。

 「お酒で酔いたい層」と「お酒の味を楽しみたい層」の2つはありそうです。

 

 僕としては、大人数の飲み会も騒ぐ飲み会も苦手ですし、酔った後に眠たくなったり、眠りが浅くなったりするのも嫌いなので、「酔いたい」と思ったことはありません。ですから、「お酒を楽しみたい層」になると思います。

 

 好みとしては、ビールの味が大好きで「スーパードライ」とか「ヒューガルデン」などがかなりぐっときます。

 日本酒では、大吟醸が甘くて好きなのですが、料理と合わせるとなると味がこすぎるので辛口にするようにします。

 

 こんな感じで、お酒の味と料理の味がマッチングしたときに幸せを感じてしまいます。

 また、日本酒やビールが好きな理由に製造方法にあります。

 日本酒もビールも穀物を発酵させて作っていますが、特に日本酒は雑味を取り除くためにお米を研いで研いで、ほとんど無くなるほど研いでお酒にするのです。

 コウジカビを最高の状態にするために、温度湿度にこだわり、しかも長く使った蔵には代々使っているコウジカビが棲み着いているので彼らがより発酵を良好なものにしてくれるのです。もし、蔵を変えたり麹を変えたりするとコウジカビの力が弱まり今までの香りが変わったりすることが有ると言われます。

 

 こうして話していると、日本酒におけるコウジカビって、神社の神様のような存在な気がしてしまいます。神様自体は凄く強力な力を持っているのだけれど、些細なことで山の洞窟に隠れたり、人知れず人のためにつくしていたりと、人間味にあふれているのです。

 

 僕は、このお酒の発酵というプロセスがとても好きす。

 ただ、残念なことに今回のノンアルコール日本酒は発酵させたりはしていないようです。つまり、お米を使用しているわけではなく、調味料を合わせて日本酒の味・香りに近づけているわけです。

 

 さて、これは悪いということではなく「糖質0、カロリー0」を謳うにはこの方法しかなかったということだと思います。

 同じような商品に「零の雫」というのもがありますが、これはお米を使っているので当然0カロリー、糖質0では有りません。

 

 お酒の文化、製造の不思議を感じたいのであれば「零の雫」を飲んで、気軽にノンアル日本酒を楽しみたいのであれば「NEWフリー」を嗜むのが良いかもしれません。