スコ丸ブログ

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Pixel4は割らないと割れないと思う。

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 数日前に、Piexl4の脆弱性が発見されたとしてyoutubeで動画が上がっていました。

 ちなみに、その動画はPixel4を手で思いっきり横に曲げると「3つに割れる」というものです。

 確かに、動画で確認するとiphone11などでは2つに割れなかった為、割れたのはPixel4だけでした。つまり、デバイスの躯体自体に脆弱性があります。でも、それって本当?っていう話です。

 結論から言うと、デバイスなんてそもそも割ろうとするものではない。Pixelの独自機能ActiveEdgeなどを考えると、タッチやボタン操作だけではないため致し方ない。つまり、Pixel4は一般的なスマホとは違うということです。

 またまたPixel4の記事を書います。ここ最近、Pixel4を使っているせいで、GoogleやPixel4のことばかり考えてします。

 というのも、Pixel4はそもそも「スマホ」なのだろうか?という疑問さえ出てくる代物だからです。

「そんなことないよ。スマホだよ。でも、中華製スマホiphoneの方がゲームもできるしフレームレートもいいから、中の中って感じのスマホだけどね」

 なんて言う人は、ここで回れ右して帰っていただきたい。

 僕は、デバイスとしての未来を感じる人にだけ見てもらえればそれでいいです。

 

 Pixel4を使っていて思おうのは、Googleスマホでできない「なにか」を模索しているということです。

「すごいカメラ」「ぬるサク画面」「処理落ちしないゲーム」などなど、いいスマホの褒め言葉はいろいろあります。しかし、これらはどれも「今までの」スマホの褒め言葉でしかないのです。

 また、それらは「一眼レフカメラ」「コンシューマーゲーム」を家においている人には勝てません。だって、それらの褒め言葉は「パソコン」の「持ち運べる版」としての意味しかないのですから。

 

 しかし、スマホにしかできないことってきっとあるはずです。

 ちなみに、僕のPixel4は睡眠のアプリが入っていることもあり、夜の頃合いになると「就寝の時間です」とポップアップされ、画面は白黒になります。これだけされると、眠くなくても寝なくてはいけないような気分になってきて布団に入ります。

 Pixel4を日々持ち歩いているだけで、僕の日常を記憶する。そして、よりより生活へと導いてくれる。

 

 また、Pixel4には、HTC時代から備わっている機能、画面横を握りしめることで「Googleアシスタント」を起動することができるActiveEdgeが備わっています。

 これが圧電素子によるものか、機械的なMEMSによるものかはわかりませんが(おそらく、この機構によりPixel4の躯体の強度が弱まると思われる。)、このボタンではないなにかを触る、握る、呼びかける、手を振るなどのように、Pixel4と人間とが「触れ合う」ことにより人間らしい向き合い方になる。

 それこそがPixelの向かいたい場所なのではないかと思ってしまいます。

 

 iphoneのように、スタイリッシュで素晴らしいマイクとスピーカーが搭載されたものも大好きです。

 しかし、その行き着く先は専門家の道具にはなっても、一般人の隣に寄り添うデバイスにはなりません。

 一般人、というより未来の社会はより一層「人間らしさ」を求められる社会になると思います。

 悲しいとき、そばに居てくれると嬉しい。

 疲れて変えてきたら、触って「早く休んでください」と言われると嬉しい。

 嬉しいときは、その気持ちをなにかに残したい。

 

 どれも、高性能なマイクもスピーカーも必要ありません。あくまでも「気持ちのようなもの」が必要なのです。

 そして、握ったり触ったり、スマホに働きかけるPixel4は、人間の根本的な「気持ち」というものを、なにか触れようとしている。そんな気がします。

 

 ですから、曲げたら割れるとか、ROMが小さいとかはPixel4の批判としては的外れなのです。そもそも、ただ高性能でタフなスマホGoogleが作ろうはずがありません。

 

 やっぱり、いくら触ってもPixel4は最高ですね。